イベント そのA

<KHVに対する新たな検査法についての講習会>

講師:北海道大学大学院 水産科学研究院 海洋応用生命科学 海洋生物工学分野  教授 吉水守先生

吉水先生は、魚類ウイルス病の診断・防除・防疫に関する研究をされており、日本魚病学界の会長でもあります。
詳しくは、北大水産学部HPにてhttp://www.fish.hokudai.ac.jp/kyoukan/yoshimizu.htm

参加者:大山養魚場(広島)・フィッシュランド 斉藤さん(三重)・丸重養鯉場(新潟)・正井養鯉場

日時:2006年8月25日(金)

当養鯉場内にて、KHVに対する新たな検査法についての講習会を実施いたしました。また、検査方法だけでなく、講義内容は、KHVに関する現状・今後の流通、飼育、品評会への対応に役立てることを目的とし、開催されました。

お昼の12時に吉水先生を伊丹空港でお迎えし、そこから淡路島へ向かう車の中より講義は始まり、お好み焼き「このみ」での夕食に至る間の8時間、充実した講義を拝聴し、実習することができました。

@ELISA(抗KHV抗体の検出法)によるKHV検査のための採血実習
A血漿の精製 
B保存・輸送方法等、検査の下準備の実習 
を行いました。


↑採血実習風景↑


↑血漿の精製風景↑ 

↑出来上がった血漿↑   


↑お好み焼きでの懇親会風景↑

講義では、コイ以外のサケ・マス類、カレイ等のウイルス病についての現状を吉水先生の豊富な知識により解り易く説明していただきました。
他魚種における魚病対策を知る、ということは、非常に有益であり、KHVにどのように取り組んでいけばよいかを明示していました。
ウイルスフリーによる生産・流通が如何に大切であり、有益なものかを再確認致しました。

※ELISA(抗KHV抗体の検出法)とはどのような検査法かについては、弊社HPの見出しにある『当社のKHV対策』の欄をクリックしてください。


上記のように弊社では、吉水先生の指導の下、研究目的としてのデーターをとり、KHV感染拡大防止に取り組んでおります。

また、今回の講習会で、KHV対策に関する今後の方針・方向性なども数件の鯉屋さんも交えて話し合えた点も良かったと思います。







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